土地①旗竿地って知ってる?メリット・デメリットを解説

土地ログ
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皆様こんにちは。積水ハウス【シャーウッド】で新邸を建築中のガラシャです。

今回は土地編の第一話ということで、三井ホームと積水ハウス、どちらでも検討した「旗竿地(はたざおち)」という土地について解説したいと思います。

この記事でわかること
・旗竿地とはどんな土地か
・旗竿地のメリット(雰囲気 / 目線)
・旗竿地のデメリット(建築費 / 日当たり)

我が家は全部で3つの土地を検討したのですが、そのうち2つがこの旗竿地。旗竿地が選択肢に入ると土地選びがグッと楽になるはずです!

この記事を読めば、自分達にとって旗竿地がアリかナシか判断しやすくなりますよ◎ぜひ最後まで読んでくださいね♪

旗竿地とは?細い道を通った「先」にある土地!

旗竿地とは、読んで字のごとく「旗」とそこに続く「竿」の形をしている土地を指します。想像しやすいように図を用意してみました。

中央のグリーンの土地が旗竿地です。前面道路から細い道を入って行った先に家が建つイメージ。

栄えている都市部で広い土地が売り出される際、このように区画分けされることがあります。都市部であまりに広い土地は高額になりますし、買い手が付きにくい。

できるだけ手頃な価格で、買い手が付きやすいように区画を分ける、という手法です!売り手にとっても買い手にとってもwin-winという感じ。

では、これから「旗竿地」のメリットやデメリットを見てみましょう!

旗竿地のメリットは?価格・人目・雰囲気がポイント

旗竿地は道路に面していない土地。少し奥まったところにありますが、メリットもあるんです!メリットは主に3つ。

メリットはコチラ
・土地の価格が安い
・人目を気にせずに生活できる
・小道で雰囲気を作れば素敵な隠れ家へ

それぞれについて詳しく解説していきます◎

■土地の価格が安い!周りよりも数百万円オトク

旗竿地は少し奥まった土地。好みは人それぞれですが、前面道路に面していないためあまり人気が無いのも事実です。

そのため、周囲の土地よりも安い価格で設定されていることが多い!実際にガラシャが検討した土地は、道路に面している土地よりも400万円ほどお安く提供されていました。

土地の価格を少しでも抑えたい人にはもってこい!

※ただし、価格の面で1点だけ注意すべきことがあります。それは後述のデメリットで解説していきますね◎

■周囲から見えない!窓全開でも生活できちゃう◎

旗竿地のメリット2つ目は、周囲の目線を気にしないで生活できることです!

奥まった場所に家を建てるということは、道路を通る車や人の目線が気にならないということ。車通りの多い都市部でも静かな暮らしが手に入ります。

塀を作らないでもカーテンを全開にしてOK◎ガラシャ家が旗竿地に惹かれた最大の理由がこれでした。

※ガラシャ家の間取り–絶対に大開口にしたいんだ編–はコチラをご覧ください

また、「外観にこだわらなくても良い」こともメリットの1つ。人から見えない外観にお金をかけずに済む分、家の中を充実させることが出来ます!

※一方で我が家は外観にもこだわりたかったので、見えない場所で外観にこだわるの勿体ないし…でも人から見えないのは生活しやすいし…と変な板挟みになっていました。

■小道の使い方次第で最強にオシャレなアプローチ

旗竿地の入り口は、「竿」の部分にあたる細い小道です。

旗竿地ならではのこの部分。例えば道路近くに門扉を設けて、家に続く小道の両脇に照明を仕込んだら…とても粋な隠れ家レストラン風にできそうじゃないですか…?

これも、ガラシャが旗竿地に惹かれた大きな理由の1つです。

道行く人に、「なんだろうココ…素敵…」と思われたい!そんな欲望に掻き立てられました。(笑)

一般的には、この竿部分を駐車スペースとすることが多いよう。それでもアプローチ部分を素敵に仕上げられることは間違いありません。「雰囲気のある入口」にしたい人にはピッタリです。

旗竿地のデメリットは?日当たり&建築費に注目!

ここからは、旗竿地のデメリットについて解説していきます。予想がついている内容もあると思いますが、意外なところもあるので要チェックです!

デメリットはコチラ
・日当たりが良くない
・建築費用が高額になりやすい
・建て替えが難しい

それぞれについて詳しく解説していきますね。ぜひ最後までお付き合いください!

■四方を囲まれていると日当たりは悪くなりがち

旗竿地の場合、東西南北の全てを隣の家で塞がれる場合が少なくありません。当然ながら、採光が難しくなりますよね。

難しいながらも、天窓を設置するなどの方法で2階は明るくできる見込みがあります。そのため我が家は2階リビングで検討していました。

2階リビングに抵抗が無い、または採光は特に気にしない、という方なら乗り越えられるデメリットです◎

■ココが盲点!建築するのも一苦労=予想外に高額

土地の価格は抑えられるものの、「建築費用」は高額になってしまうのがデメリット2つ目です。

家を建てるためには

・資材の運び込み
・資材の組み立て

など広い空間が必要になりますが…そう、旗竿地には「竿」しかないのです。

この狭い空間を人の手でせっせと移動しなければならないため、人件費や技術費用が高くついてしまうのが難点。

資材用の車両を停める場所も確保しなければならないので、場合によってはそこも値上がりポイントになってしまいます。

旗竿地を検討する場合には、営業さんに必ず確認するようにしてくださいね◎

■塞がれてるため解体が困難!建て替えは厳しい

前述の通り、旗竿地は周りを他の家に囲まれている土地。一旦家を建てたあとに解体したり建て直すのは、周囲への影響から非常に困難です。

ローンを払い終えて時間がたったらリフォームを…建て替えを…と考えているならちょっとストップ。

仮に工事が可能だとしても、費用は相当高くなることを覚悟しておきましょう。ちなみにこれが、ガラシャ家が旗竿地を断念した理由の1つです。

積水ハウスの家は構造だけなら70年~90年耐久などと言われていますが、キッチンの入れ替えや水回りのリフォームは絶対に必要になってきます。

またいつかは建て替えをせねばならぬときが来るはずなので(その頃は生きていないけどね…(笑))子孫に金銭的な負担を与えないようにという考えのもと、旗竿地を断念しています。

まとめ

今回は、旗竿地のメリットやデメリットについて解説しました。我が家も最後まで検討した土地なので、思うところが沢山あります。

デメリットも踏まえた上で「旗竿地アリじゃん!」となれば、土地探しの可能性がグンと開けてきますよ!

逆に、旗竿地を検討していたけどデメリットを見て自分に合わないと思ったなら、違う土地を改めて探すのも良いと思います。

「完璧な土地は存在しない」これはその通りです。今ある土地の中で旗竿地が選択肢に入るかどうか、この記事がそのカギになってくれることを願います…!

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