施主検査での修正点13か所!後悔を防ぐポイント紹介◎

家づくり編 / ガラシャの趣味コーナー
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皆さんこんにちは!積水ハウス【木造シャーウッド】で新邸を建築したガラシャです♪

今回は、引き渡しの1~2週間前に行われる「施主検査」について語りたいと思います!

私が実際に見つけた修正点、計13か所も紹介していきますよ~◎

施主検査を終えると修正点が見つかっても基本的には対応してもらえなくなってしまうので、後悔を防ぐためにも、しっかり準備して臨みましょう!

施主検査とは?正しく工事されているかのチェック!

ガラシャ
ガラシャ

施主検査を簡単にまとめると
次の通り!

【施主検査とは】
工事が全て終了した段階(=竣工)で、施主が立ち会って行う検査

【主なチェック内容】
・図面通りに施工されているか
・建設中に変更した箇所が正しいか
・施工不良が無いかどうか

 

ズバリ、「設計した通りに正しく完成しているか」をチェックする検査のことです!

ハウスメーカーによっては「竣工立ち合い」と呼ぶところも。ちなみに積水ハウスではこちらの呼び方でした♪

■施主検査はいつ行う?引き渡しの1~2週間前が目安

施主検査が行われるのは、引き渡しの1~2週間前が目安。

何か修正点が見つかった場合、引き渡しまでの期間で修正してもらいます

でも、中にはこう思う方もいらっしゃるはず…‥‥

1日で全て確認するなんて不安!

そう思うのは当然のこと!肩の荷が重すぎますよね(笑)

そこで、建設中に足をちょくちょく運んでおくことを強くおすすめします!!

細かなポイントに気付くことができ、「施主検査は最終チェック」のように軽い気持ちで臨めますよ♪

■具体的な準備や持ち物は?検査用メモを作ろう!

検査といっても……
具体的には何を準備したら良いの?

そんなご質問に答えるべく、ガラシャが検査前に準備したメモを再現してみました!(長いです)

私たちは人間ですから、確認したいと思ったことは視覚化しないと忘れてしまいます。

抜けのないよう、メモを用意するのがおすすめ◎

~以下、ガラシャが作成したメモの再現です~

《外に繋がりのある場所》

【外壁】
・ベルバーンに欠けが無いか
(足場を外す時に起こりやすい)
・明らかにわかるコーキング不足が無いか
(特に窓回り)

【玄関ドア】
・取っ手に大きな傷が無いか
※「鍵の開閉がスムーズか」は引き渡し時に鍵交換を行うため不可
→引き渡し時に無事チェックしました◎


【シャッター】
・リモコン操作に不具合が無いか
・手動の2か所もスムーズに上げ下げできるか
※LANがまだなのでスマホ遠隔操作のチェックは不可

【窓】
・サッシ/窓枠に傷や破損が無いか
・開閉はスムーズか
・鍵に不具合が無いか
・網戸の取り外しはスムーズか
(内側に網戸の場所のみ)

【ベランダ】
・水が流れる場所の確認
・コーキング不足はないか
※ベランダの水漏れは一大事なので、現場監督にも
「絶対大丈夫ですよね?」と念押しして一緒にみてもらう

《室内》

【建具(ドア・引き出し類)】
・開閉がスムーズか
・欠けがないか
・トイレや脱衣室の鍵は指定したものか
(建設中はドアがテープで止められていて確認できず)
※建具の種類や開く向きは建設中に全て確認済み

【階段】
・手すりがしっかり固定されているか(ビス不足など)
・補強をお願いした部分が正しいか

【床/壁/天井】
・寝室のアクセントクロスが正しいか
※建設中に唯一確認できなかったクロス

・床にきしみが無いか

・タイルの貼り方は全て馬目地か
・タイルのコーキング不足はないか
※床材は大部分が最後まで養生されているので初めて確認!
※床材の種類自体は確認済み

・パッと見で明らかな汚れは無いか
・巾木のズレや隙間が無いか
※傷やクロスの浮きは生活する上でも出てくるので、ある程度割り切る
※目立つ箇所が後から出ても、1ヶ月点検の時
でOK

【照明/コンセント/スイッチ】
・図面&建設中に変更した通りになっているか
・動作の確認
・アドバンスやDAIKOなど種類が正しいか
・照明の色合いが正しいか

【エアコン】
・動作の確認
※取付&コンセントの位置は建設中に確認済み


【換気システム】
・換気の音に異音が無いか
(うるさいと感じないかどうか)

【キッチン以外の水回り】
※建設中にキッチンパネルの誤りに気づき、正しいものが施主検査に間に合わずキッチンが外されていたため
・蛇口の動作がスムーズか
・水漏れしていないか(トイレも)
・トイレの水はしっかり流れるか
・トイレの水はすぐに溜まるか
・自動水栓(サブ洗面×2)の感度
→と思ったけど、水道関係は引き渡し時の確認になりました

【カーテン・ロールスクリーン】
・留め具の場所(片開きの箇所の向き!)
・タッセルの位置が適切か
・開閉がスムーズか
・カーテンレールや装飾品が正しいか

ガラシャの場合、建設中にかなり足を運んだうえで上記のメモ内容になりました◎

基本的に

・触れられる場所は全て触れる
・開く場所は全て開く

が鉄則です!!!困ったらこの鉄則さえ覚えておけばOK!!!

また、気を配って選んだ細かいアイテム達は、頭に叩き込んでおきましょう。
(カーテンレールの装飾や引き出しの取っ手、スイッチの種類など)

叩き込むと同時に、ハウスメーカーや工務店から「仕様確認書」など写真付きのリストがもらえた場合には、必ず持参してくださいね!!

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後悔を防ぐ!施主検査での修正点13か所をご紹介

それでは、実際の施主検査を通してガラシャが発見した修正点を一挙公開!!

①1階トイレの水抜きの位置
 収納の中に隠す設計が見える場所に!
→修正依頼

②寝室のアクセントクロス
 変更依頼前のままになっていた
→馴染みが良く結果オーライでそのままに

③趣味部屋のロールスクリーン
 壁の色と合わせたのに、裏地の色が目立つ
(上部で巻かれて見える部分)
→カーテンボックスを見積もり依頼

④洗面化粧台の鏡
 開き方が三面鏡になっていない
→修正依頼

⑥洗面化粧台のタオル掛け
 ついていない
→まだ付けて無かっただけ、取付依頼

⑦洗面所のカップボードの取っ手
 ついていない
→位置を確認したかったとのこと
 その場で指定&取付依頼


⑧洗面所のカップボード照明
 色が違う気がする
→帰宅して打ち合わせ議事録を確認
→色変更したことを私が忘れていたと発覚
→そのままでOK(&もちろん謝罪)

⑨洗面化粧台の上にある窓
 自動開閉スイッチがアドバンスになってない
→アドバンスシリーズに修正依頼

⑩北洋室のコンセントの色
 外枠と実際に挿す部分の色が違う(説明されていない)
→確かに説明して無かったと認めてもらうも
 そのままでOKに

⑪LDKの蓄電池が使えるコンセント
 こちらも外枠と内側で色が違う(説明されていない)
→確かに説明して無かったと認めて頂き
 全て修正依頼

⑫LDKの調光照明
 ・リモコン式の設計のはずがリモコンになっていない
 ・調光の場所が違う
→手元のメモでリモコン式の指定を発見
 積水ハウスの負担でリモコン式に修正
→調光の場所も設計通りに修正依頼

⑬LDKのカーテンレール飾り
 注文品と違う
→その場で写真付きアイテムリストを広げ確認
 修正依頼

かなり現場へ通っていたとはいえ、これだけの修正点が出てきました!

私は特にこだわりが強く指定した場所が沢山あるので、その分気づきも多かったと思います。

職人さん方には頭が上がりません。

これらの修正点は引き渡しまでに修正された場所もあれば、引き渡しまでに部材が入らず後日工事になったものも!

いずれにしても、積水ハウスと担当の職人の皆様がしっかり対応してくださいました◎

■施主検査で確認できなかった水回りは?引き渡しで確認!

施主検査でチェックできなかった箇所、それは水回りです。

引き渡しを迎えないと水は流せないようで…他の地域も同様かはわかりませぬが!

ここで水回りのチェックしたかったポイントをおさらい◎
(一部追加しています)

【水回り】
・蛇口の動作がスムーズか
・水漏れしていないか
・トイレの水はしっかり流れるか
・トイレの水はすぐに溜まるか
・キッチンの自動水栓の動作確認
・食器洗い乾燥機の動作確認
・自動水栓(サブ洗面×2)の感度
・バスタブ自動洗浄&床ワイパーの動作確認

唯一、水回りでおよよ…となったのは洗面化粧台!

なんと、水漏れしてました(笑)いや笑いごとじゃない。

テストで流した瞬間に確認して気づいたので、即対応いただきその場で直りました◎

■施主検査は大枠を見よ!細かいところは点検で◎

こだわりの強いガラシャですが、1点だけ「こだわりすぎないように」気をつけたことがあります。

それは、『傷と汚れ』です。

これらは生活する上で必ず出てくるものだし、永遠に完璧を追っていては古くなっていく家を愛せません!

完全に全ての傷を防ごうとしたら、職人の皆様は隠密御庭番集なみのスキルを持たねばなりませんが…。

そんなのハッキリいって無茶です(笑)

あまりにも大きな傷や汚れは勿論伝えますが、細かすぎるところは言わない選択も大事だと思ってます◎

もしかなり大きい傷などに生活しながら気づいても、「1ヶ月点検」「3ヶ月点検」で対応してもらえるので、あまり心配しないことです♪

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まとめ

今回は施主検査についてご紹介しました!ざっとまとめるとこんな感じ…

【事前準備】
・こだわった箇所は頭に叩きいれる
・写真付きのリストや設計図を持参する
・確認したい場所はメモに記しておく
(ガラシャはword形式にして、マーカーでチェックしながら進めました◎)

【当日】
操作できる場所は全て触れる
・見つけた修正点もメモに残す
(場合によっては写真も撮る)
・現場監督も自分も不明だった場所は、帰宅してから議事録を見返す

【後日】
・水回りや玄関ドアの鍵は引き渡し時に確認

【できれば…】
ちょくちょく現場に足を運んでおく!

職人さんと仲良くなれたら、修正のお願いもしやすくなりますよ◎
(顔を知ってるだけにお願いしにくい…という方もいるかも。私の場合は、「本当にお手数おかけします汗」とお願いして、「いいよいいよ~~!」という感じでした!)

後悔をできるだけ防いで有意義な施主検査になるよう、はりきって準備していきましょう!

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