注文住宅のトイレ選び!震災経験者の心に響く【TOTOモデル】

《契約後》間取り・仕様
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みなさんこんにちは!積水ハウス【シャーウッド】で新邸を建築中のガラシャです。

今回は、家にいると使用頻度が最も高いといえる設備「トイレ」にフォーカスしていきます◎この記事では、ガラシャが考えるトイレの選び方や、TOTO・リクシルで検討したトイレについて語っていきますよ!

この記事でわかること
・ガラシャ家が採用したトイレについて
・タンクレス or タンクあり
・トイレ選びで大切にしたこと
・少し心惹かれたリクシルのモデル

ガラシャ家のトイレは一瞬で決まったのですが…その思考や理由を紐解いていきましょう。これからトイレを選ぶ人や、すでに新邸に住んでいる方にも是非知ってほしいこと満載でお届けします!

ガラシャ家のトイレは?TOTOのGGモデル!

早速ですが、ガラシャが採用したトイレの紹介から参ります!その名もTOTOの「GG-J2」モデルです。

(※「J2」というのはハウスメーカー向けのモデル名称だそうです。一般的には、”GG”のみ!)

TOTO公式サイトより引用

GGモデルの特徴~見た目と機能編~
・タンクありのローシルエット
・タンクレスなみのコンパクトさ

この特徴が全てを語っているといっても過言ではないのですが…「タンクがあるのにスッキリしたシルエット」というのが決め手の1つでした。

またこちらは積水ハウスのカタログに掲載されているアイテムで、1台13万円と比較的お安く入れることができたのもポイントです◎(積水ハウスには「標準」が無いので差額が13万円ではなく、本体の価格そのものが13万円です)

それでは、なぜ「タンクあり」にこだわったのか理由を解説していきます!

タンクレス or タンクあり?震災の経験から絶対タンクあり

ここからは、お洒落でかっこいいタンクレストイレが流行っている今の時代になぜタンクありを選んだのかという部分を掘り下げていきます。

遡ること十数年…私たちは東北地方の出身で、東日本大震災をリアルに経験した過去があります。

お風呂はもちろん入れないし、電気が止まってるからテレビは写らない、暖房も使えない…津波から逃れてきた人を家に入れて少ない量のカレーを分け合ったり。

お風呂は頭が痒いのを我慢すれば良いし、おなかが空いても別のことを考えればまだしのげる。でも、排泄物は待ってくれないんです…。

特に辛かったのは「夜」のトイレ。明かりが全くない中でトイレをするのって本当にしんどい

そしてこれ、「停電時」も同じ状況になるわけです。

(実家は昔ながらのタンクありのトイレで、幸いにも近くの水道管が破裂したとかは言われていなかったので給水車が来てからは流して用をたすことができました。)

その経験があったので、

「トイレは停電時も簡単に流せるタンクあり」

がマストの条件になったという経緯です。

■タンクレスは流せない?流せるけど面倒!

なぜタンクありのトイレが停電時に強いのか…それは水を流すための仕組みにあります。

▶タンクありのトイレ
タンクにある水を使って流す=電気がいらない

▶タンクレストイレ
水道から水を取り「電磁弁」の力で流す=電気が必要

この違いです。とはいえ、最近のタンクレストイレはそのあたりも考えられていて、
・乾電池を入れると動く
・レバーを長く引くと流せる
などの工夫も凝らされています。特段困ることは無い…と言いたいところですが…

夜のトイレに困って嘆いた経験からすると、トイレの狭い空間の中でそんなこと悠長にやってる暇も体力も無いんです。早く流したいし、早く広い所へ出たい…!

停電になっても電源が確保できるご自宅ならあまり関係ないかもしれません。(実際、ガラシャ家も蓄電した電気を使える仕様です)

それでも念には念をと、ガラシャも夫も問答無用でタンクレストイレを選択肢から消しました。(笑)

…でもタンクレストイレはお洒落ですよ…かっこいいなあと思います…。

デザインへの気持ちを上回る「タンクありトイレ」への信頼、震災の夜がどれほどの苦痛だったか…という話でございます。泣

トイレ選びで大切にしたことは?タンクが目立たない美しさ

ここまで、「タンクがあること」をマストに考えた経緯を綴りました。ここではその先、タンクありのトイレの中でどう選んだかについて書いていきますね♪

これまでの記事でもお伝えしたように、ガラシャはデザインにこだわりたい人間。そのため、よくあるタンクが大きいタイプのトイレは絶対にイヤだったんです。

そこで「タンクが目立たないタイプ」を探していると、最終的に2種類のトイレに出会います。

①TOTOのGG-J2モデル(採用)
②LIXILのフロートトイレ

候補者2名、深堀りしていきます◎

■TOTOのGG-J2|シンプル&タンクレスなみにコンパクト!

GG-J2については、冒頭でお伝えした通り。形はこんな感じです。

TOTO[GG-J2]

我が家のトイレは狭め(約1.5㎡)なので、上からのフォルムしか見えません。だから目に映る姿はこの通り。でも横からみても凹凸がほとんどなく、ツルっとした感じでスッキリしています!

また奥行は719mm。タンクレスのネオレストが692mmなので、約3cmしか変わらないんです!タンクありだけどコンパクト。

奥行は足元の広さに影響するので、狭いトイレでは特に重要なポイントです◎

■LIXILのフロートトイレ|美的センスあふれる見た目

対してLIXILのフロートトイレがコチラです。

LIXIL[フロートトイレ]公式サイトより引用

美しいですよね…初めて見たとき「絶対にこれー!」と思ったほど。タンクレスのように見えますが、実は背面にあるボックスにタンク部分を収納しているんです。両側にライトがあるのも素敵◎

ただしボックスがある分、奥行は870mm。TOTOのGGに比べて15cmも大きいので、狭いトイレにおいてかなりのマイナスポイントです。

それにお値段も…定価ベースにすると10万円高い!(そして積水ハウスであまり割引も効かなかった…泣)

とはいえ、見た目はとても好みだったので、勝負の行方は次のポイントに託されることに…

トイレ掃除はラクなのが1番!決め手は「フチ」と「ノズル」

トイレを選ぶうえで、絶対に考えるポイントが「掃除のラクさ」ですよね?色々ある家事の中で、ガラシャはトイレ掃除が一番嫌いです。(笑)

実は掃除のラクさだけで考えると、ここまで候補に挙がっていない「Panasonicのアラウーノ」に軍配が上がるのですが…タンクレスなんです。Panasonicにはタンクレスのモデルしかない!

ということで、今考えている「GG-J2」と「フロートトイレ」の決勝戦が始まります。

■GG-J2|フチなし・ノズルきれい・プレミスト

GG-J2モデルには、掃除がラクになるポイントが満載!

お掃除ラクPOINT
・「フチなし」形状で掃除はサッとひと拭き

・きれい除菌水でノズルの内側も外側も自動で洗浄・除菌(使用前後&定期的に)
・表面を極限まで滑らかにして汚れを付けない陶器
・プレミストでクッションをつくる
・継ぎ目なし&汚れをはじくクリーン便座
・ウォシュレット前面が簡単にリフト&拭き掃除OK

とことん掃除がラクになるように、そして常にキレイであるようにこだわりぬいたTOTOの執念を感じます。

特に惹かれたのが「フチなし」と「ノズル洗浄」

トイレで汚れが気になるのは、基本的にフチの部分。入り組んでいるので絶対に触れたくない場所です(泣)目に見えないからこその恐怖がそこに詰まっています…。

TOTO公式サイトより引用

GG-J2はその恐怖の根源「フチ」を徹底的に排除しているので、ガラシャでも大丈夫。

そしてノズル洗浄ですが…私ガラシャはノズルが汚いのではといつも不安で、基本的にウォシュレットを使いません(使いたいのはやまやまなのですが不安で…。)

TOTO公式サイトより引用

でもこのモデルなら自動でクリーンに保ってくれるので、心配性のガラシャも安心してお尻を任せられます!感謝感激!!

■フロートトイレ|床を掃除できる幸せ!臭いにも配慮

フロートトイレにも掃除がラクになるポイントが沢山あります!

お掃除ラクPOINT
・フチぎりぎりまで勢いよく流す水流
・ノズルを銀イオンで洗浄(使用後)
・流すたびに水垢を洗浄するアクアセラミック
・鉢内スプレーでクッション
・継ぎ目のない便座
・本体をスライドして隅々まで拭き掃除
◎プラズマクラスターイオンで常に消臭

気づいた方もいらっしゃるでしょうか…?そう、TOTOとかなり似ているんです!

でもショールームで実際に見てみると、フチがかなりしっかりめに彫ってある。個人的には水が勢いよく流すというのも、水ハネ大丈夫なのかしら…と心配だったり。

またノズルに関しては使用「後」にクリーニングをするようですが、個人的には使用「前」にも、そして使用していない間も定期的に洗浄して欲しい…!

ということで、TOTOのGG-J2に軍配があがることになります。

一方で、フロートトイレのプラズマクラスターイオンによる常時消臭はかなり魅力的です。また、浮いているので床掃除がとても楽そう!

ただし、これからこどもを授かる予定でいる中で夫がボソッと一言。

「ねぇ、こどもがトイレに失敗したら…底に流れるよね?入り込んで便器の底を掃除するの?大変じゃない…?」

はい、確かに。おっしゃる通りで。つまり我が家でフロートタイプを採用するのはこどもがトイレをちゃんとできるようになった後のリフォーム時!という結論になりました(笑)

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます!本日はガラシャ家のトイレに関する考え方を紹介しました。共感する部分も、いやいや!という部分もあると思いますが、参考になるポイントがあったら嬉しいです◎

また、震災のことを綴りましたのでひとこと…。

基本的にトイレって狭い空間です。その中で説明書を見ながらパネルを外したり、レバーを探したりするのって意外と体力を使います。

万が一の時が来てから初めて実施するのは本当に大変です。。だからこそ、平和な今のうちにぜひ家族みんなで練習してみることをおすすめしたい。

「緊急事態はこうすれば良い」と思えることが一番の安心剤だったりします…。タンクありもレスでも同じく大切なことなので、まとめとして書いてみました◎

それではまた次の記事でお会いしましょう~!

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