皆さんこんにちは!積水ハウス【シャーウッド】で新邸を建築中のガラシャです。
キッチンはLDKの一角を担う存在感のあるアイテム。そして毎日使う場所だからこそ、キッチン選びで失敗して後悔する日々は避けたいですよね?
今回は、ガラシャ自身も本当に悩んだシステムキッチン選びについて、実際に検討した3メーカーで徹底的に比較していきたいと思います!
▶この記事でわかること
・リシェルSI/Lクラス/ステディアのメリット・デメリット
・おすすめの検討方法
システムキッチンにこだわりのある方なら、一度は目にする3種類のキッチン達。ガラシャが実際に目で見て、ショールームで話を聞いて感じたポイントなども解説していきます!
リシェルSI・Lクラス・ステディアのメリット&デメリット

▶我が家が検討したキッチンがコチラ!
・LIXILの「リシェルSI」
・Panasonicの「Lクラス」「ラクシーナ」
・クリナップの「ステディア」(申し訳程度に「セントロ」)
各メーカー、各モデルごとのメリットやデメリットを解説していきます!
※リシェルSI・Lクラス・セントロが最上位モデル、ラクシーナ・ステディアが2番手のモデルです。
■リシェルSI|美しさと機能性のバランスが最強

まずは我が家で採用したリクシルの「リシェルSI」について解説していきます。
・バツグンに美しいデザイン性
・使いたい時にすぐ使える機能性(らくパッと収納)
・自動で換気量を調整
・積水ハウスで予想よりも安く採用できた
【デメリット】
・諸刃の剣「らくパッと収納」で鍋の立て置き収納NG
・オイルトレーと回転ディスクのお手入れは3カ月ごと
リシェルSIのメリットはズバリ、空間を美しく演出する「デザイン美」と「機能性」の融合です。
特に洋風の框(かまち)デザインはほかのどのメーカーにも出せない美しさ!コンセプトに「美」を掲げているだけあってインテリアとしての演出力はピカイチです。
ガラシャの希望で”キッチンも洋風にしたい”という思いが強く、框デザインで探していたのですが…Panasonicやクリナップの框はカントリー寄りな印象。上品な洋風の框を提案してくれたのはリクシルのみでした!
機能性がGoodなのは皆さんご存知の通り。
引き出しを30度だけ軽ーく開ける「らくパッと収納」なら
・菜箸が欲しい…
・あっ、お玉が…
というシーンでも一瞬で引き出せます◎これは非常に便利!

一方で、このらくパッと収納を取り入れると「鍋の立て置き収納」が出来ません。インスタグラムでよく見かけるシンデレラフィットは不可能です…!
また、レンジフードのお手入れは「△」という評価に(ガラシャ調べ)
10年間ファンの掃除が不要なのはGOODポイントとして…その他の部品は3カ月に1度のお手入れが必要。簡単に洗い流すだけでOKですが、後述する「PanasonicのLクラス」には完敗です。
そんなデメリットがある中で、我が家はリシェルSIを採用しています。ドストライクなデザインが最も惹かれたポイントですが、予想よりも安く入れることができたのが決定打でした。
(担当営業には安くならないと脅されてましたが…なるやないかい笑)
リシェルSIが気になる方はぜひハウスメーカーに割引率を聞いてみてくださいね♪
■Lクラス|日本人らしさ満載!細やかで感動の配慮
続いて、かなり有力候補だったPanasonicの「Lクラス」について解説していきます。
・機能性はトップ!操作も掃除も一番ラク
・ボタンの隠し方など細やかすぎる配慮
・自動で換気量を調整
・モダンさを求める人にストライクなデザイン
【デメリット】
・とにかく高額(積水ハウスの割引率が低い)
・モダンデザインに偏りがち(洋風・上品は難しい)
Lクラスの特徴は、「とにかく便利で配慮が嬉しい&かっこいい」という所。
特に、3連の横並びIH・IHのスイッチ収納・ほっとくりんフードには度肝を抜かれました。これらはPanasonicでしか叶わないポイント。
IHのスイッチは操作するときだけスライドで出し入れする形だから、いつもは表に見えないデザイン。スイッチってどうしても生活感が出てしまうので、隠せるのは本当に魅力的です!

またレンジフードのお手入れがラクで賞部門では、システムキッチン業界でぶっちぎりの優勝。
ファンの手入れが10年間いらないのは当然として、プレートの掃除も1年に1回、しかも食器洗い洗浄機でOK!つまり「1年に1度外すだけ」!他を寄せ付けないウサイン・ボルト級の優秀さです。
さらに実際にファンを外してみて分かったのですが、女性が片手でも簡単に着脱できる軽さなんです。10年に1度のお掃除も、よぼよぼのおばあちゃんになっても大丈夫そうでした◎(笑)
一方で「価格面」「スタイルの種類」がデメリット。Lクラスのキッチンは、積水ハウスの場合ほとんど割引が効きませんでした。
Panasonicでは「ラクシーナ」という1つ下のランクでもデザインが豊富に選べる点が特徴でしたが…上品なデザインや洋風のデザインは少なめ。シンプルやモダンな空間にしたい人におすすめです。
■ステディア|ステンレスで清潔感がGOOD
最後に、クリナップの「ステディア」について解説していきます!
・引き出しの中が全てステンレス
・幅広い面材のラインナップ
・流レールシンクでゴミとの追いかけっこナシ
【デメリット】
・レンジフードの手入れが少し面倒
・2番手モデルながら割と高額
ステディアの特徴は、「メーカー内2番手ながら機能性とデザインのバランスに優れている」点です。扉の面材も幅広いデザインと質感の中から選べるので、大勢の人にヒットするはず!
またクリナップの特徴は引き出しの中が全てステンレスなこと。カビや汚れ、劣化の心配が少ないと言われています。
しかし…ガラシャの経験上、木製の引き出しを採用しているシステムキッチンでカビや汚れが問題になった話を聞いたこと無いんです…。地元の友人たちの実家はほとんど戸建てですが、本当に聞いたことがない。
理論上ステンレスのほうが優秀なのはわかりますが、実際のところどれだけアドバンテージなのかは謎…と思っています。
そしてデメリットとしては、レンジフードのお手入れです。クリナップのレンジフードはお手入れに「水」が必要。水を取り付けて、出てきた汚水を捨てるという工程がありますが…汚い水をシンクまでもっていくのは面倒かな~という感想でした。

また、積水ハウスの担当営業から「クリナップならセラミックトップにしても差額ほぼナシで入れられます…!」と言われていたんですが…蓋を開けてみるとリシェルSIの価格と良い勝負。
ガラシャ家の求めるデザイン面でリシェルSIの勝利となりました。
■こだわる人は注目!キッチンの足元の色もポイント
ガラシャが「ラクシーナ」「ステディア」を検討から外したポイントの1つに、キッチンの足元の色が選べないことがありました。
どこかというと…ココです!

床との接合部というと分かりやすいでしょうか?我が家のLDKは床材にブラックウォルナットを採用したので、キッチンと床の繋がりもできるだけダークなカラーにしたかったんです。
しかし営業がうまいPanasonicとクリナップ。2メーカーともに最上位の「Lクラス」と「セントロ」しかブラックを選べなかったんです…!してやられた~と思った瞬間でした。
明るいカラーの床材でしたら問題ありませんが、細部までこだわりたい方で床に暗いカラーを採用したなら!後悔ポイントにならないようぜひチェックしてくださいね◎
キッチン結局どう決める?実際に触れるのがベスト!

最終章に入りますよ!これまで紹介した各メーカーやモデルのポイントは押さえられたと思いますが、やはり最後は実際に触れて体感して欲しい。
実は「リシェルSI」は、ガラシャの選択肢に最初はありませんでした!というのもインスタグラムでグレーズグレーのキラキラpostを見飽きていたから…!
機能面ではPanasonicの圧勝なのに…と不思議だったので、設計士さんに「リシェルSIってそんなに良いものですか?」と聞いてみたところ…

ある意味、ステータスになっていると思います。。
なるほどの一撃でした。ガラシャ自身は「みんながそうしているから」が昔から苦手で「Going my way」で生きてきたので、設計士さんの一言でリシェルSIが選択肢から消えたと言っても過言ではありません(笑)
それでも採用したのは、(本当はトイレを見るために行った)ショールームで実際に見て触れて解説を聞いて心底惚れ惚れしたからです。
実際に引き出しを開けたときの感覚や、肌触り、目で見たカラーなど、画面やパンフレットではわからない部分が沢山あります。
そして大抵の場合、「肌で感じた部分が琴線に触れるかどうか」が後悔の無い選択に繋がるのでは…と思っています。
実際にキッチンに立って使うのは自分自身ですから、自分がそのキッチンで幸せな日々を送れるかどうかをじっくり想像するのがおすすめです…!
リアルに想像するためには、やはり実物に触れるのがベスト。さらにメーカーの特徴を熟知したアドバイザーさんの話も大切ですので、ショールームを予約して濃密な時間を過ごしてくださいね◎
まとめ

今回は、ガラシャが検討した3社のシステムキッチンについて解説しました。
機能面はもちろん大切ですが、キッチンはLDKを彩る重要なアイテムです。もはや存在感がはちゃめちゃに大きい家具のようなもの!作り上げたいLDKの雰囲気にマッチするか、自分の心に響くかもぜひ大切にして欲しいポイントです◎
コロナのためにショールームの予約も困難になっていますが、そんなときはネットで相談できるサービスがおすすめですよ!
本物をふらっとセルフで見学し、帰宅後にWEB面談でアドバイザーさんに機能面をじっくり教えてもらうという手法です。ガラシャもこれを駆使してショールーム巡りをしました。
家づくりが大変な時代になっていますが、めげずに素敵な家づくりを一緒に成し遂げましょうね!
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