皆さんこんにちは!積水ハウス【シャーウッド】で新邸を建築中のガラシャです。
今回は、団信の記事を読んでくださった方からいただいた質問を掘り下げていきたいと思います◎
※前回の続きになるので、未読の方はまずコチラをチェック!
今回のテーマは、上乗せ金利になりやすい「がん100%保障」について!
付けていたほうが良い人はどんな人か、厚生労働省のデータをご紹介しながら綴っていきます◎
住宅ローンの特約「がん100%保障」とは?
まずは、がん100%保障についてさらっと説明します◎
所定のがんと診断確定した場合、ローン残高が0になる特約
がん100%保障は必要?年齢による!
早速、100%保障について語っていきます。
結論から言うと、「借り入れる年齢によって判断する」のがおすすめです!
ということで…厚生労働省の統計データを拝借しましょう◎
がんの罹患する(発見される)年齢を見てみると…
男女ともに『50代』が急増してくる境目なことが分かります。
逆に言うと、30代・40代はそんなに心配がいらないということです。
(とはいえ健診は必ず受けてくださいね!)

それで…結局どう考えれば良いの?
ということで、我が家の考えた結論がコチラ!
借り入れる年齢が、アラフォー以上なら採用した!
たとえば35年返済なら…
30歳で借り入れた場合、65歳で返済完了。
55歳でがんが見つかった場合、35年のうち25年支払った後の
残り10年分の残額が消えるということ。
ほとんどがんに罹ることのない約20年間にお金をつぎ込むか?否、という考えです。
逆に40歳で借り入れた場合、75歳で返済完了。
55歳でがんが見つかった場合、35年のうち15年支払った後の
残り20年分の残額が消えるということ。
半分以上のローンが消えて、しかも近々がんに罹る可能性も高め、となれば払う価値があるだろうと考えています。
■がん100%保障は最重要?ほかでカバーできることも

がん100%保障の内容を再確認してみましょう!
所定のがんと診断確定した場合、ローン残高が0になる特約
この対象外のがんは、いわゆる「早期がん」のこと。手術で取り除けば完治して、比較的はやく仕事に復帰できるのが特徴です。
一方、がん保障の対象になる「浸潤がん」とは「進行がん」のこと。
進行の度合いによっては、長く生きられない可能性もあります。
そうなれば結局
・化学療法や緩和ケアで長期入院→月々支払い保障
・仕事に戻れないという医師の診断→月々支払い保障
・最終的に亡くなる→ローン残高0
になる可能性も出てくるということ。
つまり
がん100%保障を上乗せしていなくても、もともと含まれる内容でカバーできる可能性もある
ということです。※個人差はあります
たしかに進行がんが完治して仕事復帰、かつローン残債が消えたら超ラッキー!
でも、そのラッキーのために100万円レベル※の金利を支払う…?
若くしてローンを組む人の場合、ちょっと違うかなと個人的には思っています。
※借入額3,000万、変動金利0.4%、がん100%保障上乗せ金利0.2%、35年返済、元金均等でざっくり計算した金額
■タバコ吸ってない?健康診断ちゃんと行ってる?
これは極論ですが…
がん保障のために100万以上の金利を上乗せするくらいなら
・タバコを止める(今すぐ)
・過度な飲酒をやめる
・健康的な食生活を送る
・定期健診を絶対に受ける
・定期健診で引っかかったら絶対に精密検査に行く
という当然なことを守って健康的に過ごしたほうがよっぽど良いと思っちゃいます。。。
健診で見つかったのが早期がんであれば、がん保障の対象外だけどオペで完治して健やかな生活に戻れるので、健康診断や精密検査は何が何でも行くべきです◎
「なると思ってなかった…」って人、健診をおろそかにしがち。
あとタバコ吸ってるなら、がんは覚悟せい!
悔やんでも時すでに遅しですから、必ず健診行きましょうね!

タバコは百害あって一利なしですよ!
まとめ
なんか最終的に「がんにならないために」みたくなっちゃいましたが、今回は「がん100%保障」をつけるかどうかのお話でした(笑)
借り入れる金額や年齢、家族歴なども関わってくると思うので、ガラシャ家のことも参考にしつつ最終決定はご自身とご家族の判断のもとになさってくださいね◎
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